【終活情報】終活の役に立つエンディングノートを始めましょう!

コクヨエンディングノート

終活をきっかけに、エンディングノートを始めましょう!

終活の役に立つエンディングノート

終活とは、「人生の総仕上げをしていくこと」だと、私は思っています。

厚労省が公開した「平成29年簡易生命表」によれば、日本人の「平均寿命」が過去最高を更新し、男性は「81.09歳」、女性は「87.26歳」となったということです。

このように平均寿命を延ばした原因は、「ガン」の死亡率が下がったことと、「心疾患」と「脳血管疾患」の死亡率の改善がなされたことだと分析されています。

定年退職を60歳で迎えたとして、仮に80歳まで生きるとしても、約20年の歳月があります。その20年間を漠然と生きるより、「何かをして悔いなく生きよう!」と思ったら、次に大切なことは「何をするか」です。その「何か」を思うままに書き出していくと、本当にやりたい「何か」が見えてきます。

ただ、終活をするような年齢になると、家族の心配をかけないようにする必要がありますし、家族に伝達しておくべきこと(銀行口座の預貯金や保険のことなど)が沢山ありますので、そのようなことは、しっかりとエンディングノートに書いておいて、心置きなく終活に頑張っていきたいものです。

そこで、そのような終活のために、非常にエンディングノートが役に立つ!というお話になります。

エンディングノートは、人生の最終章を楽しく過ごすための計画書なんです。

エンディングノートに書いておきたい内容は?

市販の有料、又は無料のエンディングノートを開くと、さまざまな項目があります。その項目としては、「生い立ち」、「友人・知人・親戚」、「財産」、そして「葬儀関係」です。

このように、エンディングノートには、自分が亡くなった後でも、家族が困ることなく手続きを済ませられるのに必要な項目が網羅されています。

そして、最近のエンディングノートでは、「介護」の項目も必須の内容となっています。

エンディングノートには、現在の病気に関する自分の状況(アレルギーや持病など)の他、希望する治療や延命措置についても書き加えることができるため、もしも思うように意思を伝えられない事態が起きても、家族の方が対処することが可能になります。

市販のエンディングノートは、書くべき内容が整理されている

自分が持っているお気に入りのノートに必要な事項を書くことでも終活を進めることはできますが、後から欠けていたことに気づくこともあります。

ですが、市販のエンディングノートやダウンロード版のエンディングノートは、長年検討されて作られているため、必要事項が網羅されています。

このため、市販のエンディングノートを入手すれば、書けることからどんどん書くことによってノートの内容が充実していくという利点があります。

ただし、市販のエンディングノートは、あらゆる人の需要を満たす事項が網羅されているため、自分には不要な項目もある、ということにもなるでしょう。そのような項目があったら、そこは気にせずに、書かずに飛ばしていけばよいと思います。

エンディングノートを一覧して、全体の項目を見てみましょう!

そうすることによって、自分では気付かなかった事柄があったり、ここは自分には必要ないと思える項目があったりで、色々参考になると思います。

また、必要な内容なのに、記憶などがあいまいになっている事項があれば、そこは調べたりして、忘れないうちに書き入れておきましょう。そうやっているうちに、あいまいな点が明確になり、エンディングノートも充実した内容になっていきます。そして、それは、家族に役立つだけではなく、自分のこれからの人生にも大いに役立つものとなります。

エンディングノートは、書けることから書いていきましょう!

エンディングノートを日常生活のメモ帳として利用することもできます。銀行の情報やパソコンで使用するパスワードなどを書いておくことによって、エンディングノートは、日常的に役に立つ貴重な資料となります。

ただし、銀行などの口座番号等、秘密にしておくべきことは、何らかの工夫をすることによって、悪用されることがないようにしておく必要があります。

なお、エンディングノートに書かれた内容には、法的効力が認められていないため、財産分与等のように法的効力のある文書を残したい場合には「遺言書」を作成することをおすすめします。

参考ページ>>書きやすいエンディングノートのおすすめ

エンディングノートに何を使えばよいのでしょうか?

上記ではエンディングノートを作成する必要性を説明しましたが、なにも市販のエンディングノートを購入しよう!と言うわけではありません。

むしろ、市販のエンディングノートは、詳しすぎるきらいがあるので、このサイトでおすすめしているのは、大手の葬儀社や葬儀関係のサービス会社が提供している無料のエンディングノートです。

★以下に、資料請求をすれば、エンディングノートが無料で入手できるおすすめの葬儀サイトをご紹介します。

資料請求をすることでエンディングノートを無料で簡単に入手できる葬儀サイトとしては、次の2社がおすすめです。

  • 1)「シンプルなお葬式」のエンディングノート
  • 2)「小さなお葬式」のエンディングノート

関連ページ >> 無料のエンディングノートの入手方法


【関連記事】

終活の進め方:終活とは、そもそも何をすることですか?

終活とは、人生の終焉に向けて充実した人生を送るために行う活動のことです。

終活を行うと、自分自身の気持ちの整理はもちろんのこと、遺された家族の負担を減らすことができます。

何かあった時に困らないように、また家族の負担を減らすために、終活を行を行うことは意味があります。また、人生の最期に向けて備えをしておくことが、より充実した人生を過ごすことにもなります。

終活で行うことは人それぞれ

終活でやるべきことは、人によってそれぞれ違います。ご自身にとって大切なことは何か、何を優先してやるべきか、それらは自分の記憶や気持ちをきちんと整理しなければわからないことです。

エンディングノートを書く意味

エンディングノートには、緊急時に連絡を取る方、加入している保険や年金などの情報、貯金などの財産、葬儀、供養のことなど、家族に伝えておきたいことを書き留めておくことができます。

このようなエンディングノートに、遺言書のような法的な効力はありませんが、貴重品の保管場所や銀行口座の番号などの大切な情報を、残された家族が困らないようにまとめておくことができます。

エンディングノートは無料でプレゼントされています

エンディングノートは市販のものを有料で購入することもできますが、市販品に匹敵するほど内容のあるエンディングノートを無料で入手することもできます。

葬儀関係の情報サービスを行っている「小さなお葬式」や「よりそうのお葬式」などに資料請求をすれば、葬儀プラン等のパンフレットと共にエンディングノートを無料で送ってくれます。

葬儀の流れや費用を分かりやすくまとめたパンフレットは、葬儀の相場や葬儀を安くする方法なども詳しく書かれているため、終活にもおおいに活用できます。

ご参考に >> 無料の資料請求はこちらのページからできます

エンディングノートで家の中の整理ができます

エンディングノートには、貴重品や銀行通帳など、大切なものがどこにあるかを書くことができます。その所在などをわかりやすくまとめるためには、ご自身で所有物の整理を行うことも大切です。また、相続についても、何が遺産にあたるのかを整理しておく必要があります。

ですので、元気なうちに資産の整理をし、残された家族が困らないように対策をしておくことも大事です。また、家族間のトラブルにならないように遺言を作成するなど、生前から準備をしておくことも大切です。

終活のメリットを3つにまとめると・・・

家族の負担を減らすことができます

事前にさまざまな準備を終わらせておくことで、意思の疎通が困難になったときや、最期を迎えたときでも、家族の方があわてず落ちついて対応することができます。

自分の人生を振り返ることができます

エンディングノートを書く過程で、ご自身を見つめ直すことができます。今までの人生を振り返ることで、気持ちの整理をすることもできます。

人生を充実させることができます

終活を行うと、今後の人生についても深く考えることができます。ご自身の人生は、満足な気持ちで終えたいものです。そのために、今後の人生をより充実したものにしようという意欲が生まれます。

終活で注意したいこと

詐欺・悪徳商法に気を付けることです

終活コンサルタントなど、終活をサポートするサービスもたくさんあります。上手く活用できれば充実した終活ができますが、なかには不慣れな高齢者を狙って詐欺行為が行われることもあります。わからないことは確認し、自分だけではわからないと思ったらすぐに第三者に加わってもらいましょう。

なんでも、ひとりで決めたり進めたりしないことです

葬儀や納骨に関しては、当人の意思が尊重されるべきですが、これらの事はひとりで進めないようにしましょう。葬儀内容の意見の不一致や、墓石・墓地の問題は、相談もせずに一人で決めることが原因で起こります。

エンディングノートの作成などはご自身だけで行うものですが、葬儀や墓などに関しては家族にも相談しながら決めましょう。

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